子どもの頃に多くの時間を過ごした祖父母の家は、 祖父母の手仕事があたたかく感じられる場所でした。
祖母が編んだ籠の花入には、 庭で育てられた季節の花々が可憐に咲いていました。
「 いるがぁ?(いますか?)」 と近所の人がふらりと訪れます。
祖母は 「 何もないけどお茶でも飲んでって 」 なんて言いながら、 急須でお茶を淹れます。
テーブルには、 裏の畑で採れたかぼちゃの煮物や、 茹でたばかりの枝豆、 手製のお漬物。
お茶室はなかったけど、
祖母のお茶の間はいつも、 季節が感じられ、 お客さんとお茶を楽しむ素敵な場所だったのです。
社会人になってからは、 東京での会社勤めで忙しく、 茶道など思いつくこともない日々でした。
そんな私の転機は、 娘が生まれたこと。
「この子には、 日本の美しい文化や、 本物の良さにふれさせてあげたい」
その一心で、 育児と仕事の合間をぬってテーブル茶道の門を叩いたのです。 娘が5歳の頃でした。
私自身がテーブル茶道を習い、 自宅で娘にやり方を教えました。
娘と和菓子を選び、 抹茶をたてました。 お茶室やお道具屋さんに連れて行くこともありました。
娘にとってのお茶は、 暮らしの中で自然に楽しむものとなりました。
お茶を味わい、 季節を感じ、 おもてなしの心、 お行儀、 集中力などが育まれたように思います。
茶道には五百年の歴史があり、 お流派ごとの伝統があります。
その一方で、 私は、 家庭で親から子へ受け継がれてきた 「 おうちのやり方 」 もまた尊いものと感じています。
お正月の過ごし方、 着物や人形飾り、 家庭料理、 お花の飾り方、 お茶のおもてなし。
お茶は 「 習う 」 だけでなく、 学び、 楽しみ、 暮らしに活かすことのできる、 たっぷりとした世界です。
親しい方に、 あるいは自分自身に、 心をこめて丁寧にお茶を点てる。
これが 「 自分らしくおうちで楽しむ 」 すず茶会が提案するお茶のスタイルです。
ご一緒にお茶を楽しみ、 季節や文化の美しさを味わい、 心豊かな時間を重ねていければ幸いです。
山形県出身、 東京都在住。
2018年、 会社勤めと子育ての両立に奔走する中で出会った 「テーブル茶道」。
その軽やかで奥深い世界に魅了され、 同年、 東京の自宅にて教室を開業しました。
年間約300回のレッスンを通じ、 皆様とお茶を楽しむひとときを大切にしています。
2018年
初めて抹茶を点てる
すみだニコニコmamaフェスタにて 「 抹茶体験 」 出展
自宅教室開業、 対面レッスンを開始
2021年
オンラインレッスンを開始
上場企業様の主催するイベントにて茶道体験講座を開催
ストアカゴールドバッジ、 プラチナバッジを取得
2022年
テーブル茶道講師養成講座を開講
2024年
茶室体験プログラムを開始
認定講師による勉強会を開始
ストアカアワード2024 カテゴリー賞を受賞
2025年
小学校、 保育園での出張講座を開始
ストアカアワード2025 カテゴリー賞を受賞
表千家同門会 会員
お抹茶Happylife認定抹茶講師
食品衛生責任者